長野県諏訪市の諏訪湖半にあるホテル鷺の湯にお正月宿泊しました。
長野県諏訪市の諏訪湖半にあるホテル鷺の湯に家族でお正月宿泊しました。諏訪湖の湖畔にはたくさんの旅館やホテルがひしめいています。その中でも老舗の鷺の湯に予約しました。12月のはじめに予約したのですがほぼ満室でやっと旧館の10畳の和室が取れました。一泊二食付きでひとり2万2000円でした。お正月ということで夜はホテルロビーで和太鼓のパフォーマンスがありました。それは素晴らしかったです。
長野県上諏訪温泉の老舗旅館の鷺の湯は明治から創業されたとても歴史のある旅館です。明治40年代に諏訪湖半に温泉が噴出し周辺の人々が葦をかき分けて湯に浸かったのが鷺の湯の始まりだそうです。その後宿泊施設も建てられ戦前岡谷で製糸業が盛んな時代は岡谷の裕福な製糸業者が船に乗って温泉にやってきたそうです。
鷺の湯の温泉は3つの源泉井戸から引かれています。この温泉は大正の初めまでは多量の硫黄が含まれ色は白かったそうです。この白さを鷺の白さにみたてられておいたようです。しかし硫黄を含む白色の泉質は大正の震災のころより変化して今はうすい茶褐色をしています。檜の露天風呂がとても落ち着いてイイカンジです。
鷺の湯は諏訪湖湖畔にありお部屋から諏訪湖を望むことができます。諏訪湖は凍結すると御神渡りという現象がおこります。凍結した氷の厚さが10センチ以上になり湖面の氷が大音響と共に山脈のように盛り上がるのです。湖岸から湖岸まで数kmに渡り「氷の道」ができる光景は諏訪大社上社の男神が下社の女神のもとへと渡る恋の道であるという言い伝えまであります。この割れ方でその年の農作物の出来具合や世相を占ったりもします。
諏訪大社は全国にある諏訪神社の総本社です。上社と下社があり、上社が本宮(諏訪市)・前宮(茅野市)、下社が秋宮・春宮(共に下諏訪町)に分かれる二社四宮でなっています。中世以降は軍神としてあがめられ武将が全国各地に分霊を持ち帰ったため多くの諏訪神社ができたとされています。
正直今回の鷺の湯の食事はちょっと期待はずれでした。というか特に海に近いとかいうわけでもないのでそれほど食事に関しては大きな期待はなかったのですが予想以上にレベルが低かったです。味付けが全体に濃く洗練されていません。さらに天ぷらにいたっては冷たく硬かったです。部屋食でゆっくり食べられたのはよかったのですがあまりに低レベルの内容でした。品数はたくさんありましたが。
交通の便もよくスタッフの対応もとても良くお風呂もとてもいい泉質で清潔きれいで大満足でした。ロビーで行われた和太鼓のパフォーマンスもとても素晴らしかったです。ほんとに。ただひとつとても残念だったのが食事でしょう。一昔前の団体旅館の食事そのものでした。これさえ改善されればとても良い老舗旅館になることと思います。